第39回日本地域福祉学会兵庫大会 課題別シンポジウム(企画・運営スタッフとして関コミは協力しました)

第39回日本地域福祉学会兵庫大会が武庫川女子大学を会場に2025年6月28日、29日の2日間開催しました。メインテーマは、「地域福祉における「住民自治」のあり方を問う」2日目の課題別シンポジウムは関コミが企画及び運営の協力をしました。

課題別シンポジウムのテーマは、「これからの社協のあり方を問い直す~社協実践を切り口にして~」これは、基本要項2025が策定されたことも踏まえ、今一度、「住民主体」「組織化」「共生のまちづくり」について、3つの社協実践の報告を切り口に、参加者とグループワークを通じて、協議を行いました。

 3つの社協実践は、兵庫県の養父市社協、宝塚市社協、大阪府の泉佐野市社協でした。シンポジウムの当日は、受付、誘導、グループワークの進行補助などを関コミ会員が協力しました。

 3つの社協実践を聴いた後、「住民主体」「組織化」「共生のまちふくり」の3つのテーマから各グループで1つのテーマを決めて、話し合い、4つのグループから発表していただきました。

発表で出てきたキーワードは

「住民主体」:住民の~したいを実現。支援者やけど住民の視点。企画段階から住民参加。住民が納得いくまで話し合うことが大切。

「組織化」:協議できる場づくり。テーマ型と地縁型をつなぐ。話し合いの場はいろいろあり組織化につながる。

「共生のまちづくり」:共生の視点は自然に。誰でも参加できる、来れる場。福祉しすぎない。寛容性をどう育てるか⇒福祉教育。気づきのその先を意識することが社協の醍醐味

あっという間のシンポジウムでした。参加者同士で名刺交換をしたり、終了後も意見を交わしたりしていました。